睡眠に導く足のツボ押し|高ぶった神経を鎮める方法

脚

寝つきが良くなり、中途覚醒が減って
睡眠状態も改善される人たちが多い
そんな睡眠に導く足のツボ押しのご紹介

不眠を訴える人たちの足の裏は
硬く冷たく指が縮こまっている傾向がある
足裏の状態を改善し安眠を手に入れましょう

失眠(しつみん)

ツボの失眠

高ぶった神経を落ち着かせて眠気を誘う
目がさえて、なかなか寝つけない時は
このツボを刺激して心を鎮める

不眠解消のほか、神経症、むくみ
膝関節痛、下半身の冷え、足の疲れ
などにも効果があると言われています

■場所
足の裏側のかかとの
中央の少しへこんだところ

■押し方
両手の親指を重ねて失眠におき
残りの指で足の甲を支える
やや強めの圧でツボを5秒間押す

両ひざを立てて
かかとをゆっくり
布団にすりつけるようにするのも効果的

指では押しづらいので
棒やボールペンのおしりなどで
押すのがおすすめです

湧泉(ゆうせん)

ツボの湧泉

命の泉が湧くツボとして疲労回復に効き
安眠をもたらす効果もある

■場所
足の指をグーにした時に出来る
くぼみの中央にある

■押し方
両手の親指を重ねて湧泉におき
手のひら全体で挟むようにして足を持ち
親指に力を入れて5秒間刺激する

足三里(あしさんり)

ツボの足三里

■場所
膝のすぐ下で
骨の小さなふくらみに指が引っ掛かって止まる
そこから2~3cm外側辺り
親指を足先のほうに向かって押して
一番響くところが

■押し方
親指で足先の方に向かって押します
ズーンと響く感じを確認しながら刺激する

三陰交(さんいんこう)

ツボの三陰交

■場所
下腿内側で内踝(くるぶし)から
上に約下腿の長さの3分の1のところ

■押し方
3秒押して3秒離すを繰り返す

行間(こうかん)

ツボの行間

■場所
足の甲側
母指と第2指の間で
水かき部分の母指寄りにある

■押し方
親指の腹を使って気持ちいいと感じる強さで押す
息を吐きながら2~3秒押して
息を吸いながら親指を離します
これを10~15回くらい繰り返します

または
水かき部分を手の親指と人差し指で
つまむようにしてもみほぐしましょう

足湯で足首から下全体を温める

足には数多くのツボがあり
足全体の血流を良くすることは
眠りの大きな助けになります

足湯をすることで
眠りにつくころには体温が下がり
眠りに入りやすくなる

■やり方
効果的なのは
眠りにつく1~2時間前に
足湯で足首から下全体を温める

親指

足の親指

足の親指は頭部の反射区になっている
睡眠改善の上では最も重要な部分

頭はストレスの影響が最も出やすい部分
交感神経優位の過緊張状態が続くと
足の親指がガチガチに硬くなっています

ここを刺激することで
副交感神経が優位になってリラックスする
中途覚醒も少なくなります

■押し方

・親指の腹

片手で足を固定し親指の根元を強く押す
ハミガキのチューブを絞るように
力を入れて指先まで押していく

・親指の側面

手の親指と人差し指を使い
親指の側面を根元からつかみ
そのまま絞るように指先まで押し上げる
外側よりも内側に力を入れる

親指以外の指

血行が良くなると熱が放散され
深部体温が下がって眠気をもたらす

■場所
指の側面

■押し方
手の親指と人差し指でそれぞれの指を挟み
根元から先端に向かって
チューブを絞るように押していく

僧帽筋(そうぼうきん)

ツボの僧帽筋

ストレスによって
交感神経が優位な状態が続くと
僧帽筋が緊張し肩こりの原因になる

■場所
指の付け根の盛り上がっている部分

■押し方
骨と骨の間に親指を強く当て
指先に向かって1㎝ほど
絞るように押し上げる

行為

Posted by 睡眠牧場